2014年12月31日水曜日

12月30日

冬休み前半、怒涛の追い込みでここまで進みました。

フレームパイプの接合部を補強。UD材、クロス材を必要数含浸、配置し真空引きで圧着します。距離が近い接合部は真空パックを大きく作って1回の同時にやってしまいます。
こちらは背もたれの上下部。

これはフレームと胴体桁の接続部。真空パックの上から養生シートで作った袋をかぶせてドライヤーで加熱します。

硬化完了後、副資材を剥がして補強完了。

これは後輪付近。剛性UPのため、接合部にリブを張って断面変形を抑えています。

クラックギヤボックスの取り付けプレート。パイプとの接続部はUDを巻いて補強。

ギヤボックス外形に合わせてプレートを仮固定。

仮固定したプレートの接続部をCFアングル材で補強。

フレーム骨格がほぼ完成。

こちらはプロペラシャフト。ベアリング固定部にCFのリングを貼り付けて、肩、溝を形成します。

ペラハブを接続するアルミパーツの接着中。

クランクギヤボックスから伸びるドライブシャフトの両端にユニバーサルジョイントの腕を接着。

この時期気温が低くて硬化が進まないのでフレーム接合部と同じ要領で暖めます。

テールパイプにプロペラシャフトを組み付け。テールパイプ前側。

テールパイプ後ろ側。

主翼マウント中央翼側に接着補強アングル材を貼り付け。

シートはパイロットにフィッティングしたスタイロコアにCFクロスを直張り。

背もたれもシート同様にスタイロコアにCFクロス直張り。
真空パックの作業中。

スプロケットを取り付け。

フレームに駆動部品を取りつけ、さらにテール&プロペラシャフトを接続し、全体の組み付け、干渉を確認。懸念のフレーム下パイプの中、プロペラシャフトとスプロケットの連結部など、問題なく組み上がりました。

中央翼を両端で支持してパイロットを載せて主桁マウントとフレームの荷重試験。
マウント、フレーム各接合部の強度は問題なさそうです。


予定していた駆動試験はチェーンが100mm足りず、来月に持ち越しになりました。
発注時に長さ計算をミスりました。スミマセン。


それでは、2015年がいい年でありますように。

2014年12月21日日曜日

12月20日

今日は淡々と主翼部品の製作です。
前縁のプランク材をニクロム線で電熱3次元カットです。







プランク材を切り出すまでの流れを時系列に並べてみました。こんな感じでやってます。
一人で切り出すより、二人で呼吸を合わせて目盛を読み上げながら両側から切っていった方が成功率高いです。

2号機部品の製作は着々と進行中であります。
以上、岐阜出張所からの報告でした。

2014年12月10日水曜日

12月6,7日

前回、学生チームとパイプ焼きをしましたが、離型できず、再チャレンジです。
いわゆるCSR活動みたいな感覚です。

 今回は離型できたはず。一安心です。










 フレームをパテ盛りしたり・・・・ 












空飛ぶUCIルールのチャリは見たくないというフレーズが印象に残った週末でした。

2014年12月2日火曜日

12月1日

[ドキュメント] 第20回スカイスポーツシンポジウム発表資料を更新

第20回SSS前刷「プロペラ式人力飛行機のテストフライトにおける基礎的手法」

第20回SSS発表スライド「プロペラ式人力飛行機のテストフライトにおける基礎的手法」

スライド中の動画はこちら

S字飛行

バランスがとれた飛行(重心調整なし)